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事業承継問題、昨今の中小企業経営者の現役引退の平均年齢は約70歳の年齢と言われ、後継者不足や経営者の高齢化も進んでいます。

中小企業庁においても、事業承継5ヶ年計画を策定したり、事業承継税制が大幅改正されたりなど、積極的に事業承継問題を解消するような取り組みがされていますが、承継に積極的な経営者はまだまだ少なく、また経営者自身の意識が低いまま年月を過ぎて、気づいた時にはこの問題が深刻化しているケースが多いです。

また事業承継には5〜10年程の時間を要すると言われています。

これは事業そのものの将来性などよりも、経営者自身の問題によって廃業に至ってしまうケースの方が大きいからです。

そして最大の重要ポイントは後継者育成にかかっています。

育成においては事業の仕組みを覚えることはもちろん、取引先や銀行、様々な関係者との関係構築を覚え、実際に行動していく必要があります。

この信頼関係を築くには、とても時間の要することでしょう。

こういった問題がありながらも、本当に納得のいく承継成果がどのくらい出ているのかというと、大半妥協すること

多くの事業承継に取り組むコンサルティング事業やM&A(合併・買収)会社、また士業関係者は、株式譲渡や相続、従業員譲渡の金銭面を売却手数料のサービス利益でしか、経営者の会社を見ていません。

会社の存続は、そういった物理的な解決で本当に済む問題でしょうか?

もちろん、その会社の価値に関しての専門的分野で対策する思考は必要不可欠であることは間違いないでしょう。

しかし、本質的な経営者の望むべくカタチを築くには、どういった想いを持っているか、この感情的な部分を無くしては引継ぎがスムーズにいかないでしょう。そして、経営者の想いにアクセスする業態はどこにもありません。

本当に大切な想いを理解できるのは、コンサルやM&A会社などでは務まらないでしょう。自社を守ることにまずは自分自身の整理をする必要を強く感じています。それが早いも遅いもありません。とにかく、どうしていきたいかというアプローチをしていくことで、その後のスピードが異なります。

そして事業承継というと、ある程度還暦をすぎた人が対象に思われたり、高齢に差し掛かった年齢をイメージさせるでしょう。しかし、どんなタイミングであったとしても、早ければ早い方が良いでしょう。むしろ早すぎるということはないでしょう。

遅すぎるという諦めは必要ないですが、どれだけ早く引継ぎが出来るかは、何のために、どうして必要なのかといった、根本にどれだけ確信があるかどうか、そこを見出せているかどうかという点です。

そして、経営を退いた後、次の人生がどのように描けるかどうか、ここが本当に大事と考えています。

その後の人生に目標がある人は、事業を全うして残りの経営者人生を終えることが出来るでしょう。

安定し成功した会社、還暦など引退を迎え、そろそろ引き継ぎを迎え、子供や家族の形態も落ち着いている状態….

さぁ、次はどうするのでしょうか?

経営者はそもそもバイタリティの高い、加速思考の人たちが多いです。

承継後の豊かな時間の過ごし方をしている人たちは、人生の岐路となった事業承継を乗り越え、その後どのような暮らしをしているかというところにフォーカスを当ててみたいと思います。

そもそも熟年期のキャリアのそのままのやる気に満ち溢れた環境を維持されている人には共通した環境がありました。

・50歳からが人生で最も集中して創り上げる時期であると認識し、経験と自由がある認識やその自分の好きな分野を発揮できるとアクティブさを持っていること

・物事に責任と結果を持って行動できる人であること

・周りにバイタリティの高い仲間がいること、そして若い人との付き合いがあること

・自分の出来ることや得意としていることが何かを差別化出来ていること

・自分の目的意識が何かを考えられること

・いつもチャンスがあると、思いがけないハプニングを楽しめること

事業承継後、どのように過ごしていきたいか、存分にイメージしていけることで、承継のスピードが変わってくるでしょう。

この問題を問題だけでは終わらせず、会社を形式的な形ではなく、心から安心できる環境として残していき、豊かな人生を設計していくことができることを望んでおります。

〜PLPプロデューサー JUN〜

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